171: ◆cUhskXlNTw
2023/08/29(火) 19:31:48.98 ID:sxTquA9qo
 ぶりっ子「本当にあっさり通りましたねぇ」 
  
  
 待っていると、ホテルマンが鍵を持って戻ってきた 
  
172:名無しNIPPER[sage]
2023/08/29(火) 19:33:57.04 ID:LjfOMeCu0
 何故か天井や壁が緑一色の部屋 
173: ◆cUhskXlNTw
2023/08/29(火) 21:01:07.60 ID:sxTquA9qo
 その部屋に入った瞬間、みなが目を疑い驚愕した 
 もっとも、司書のコピーだけは生気があるのかないのか分からないような顔で佇んでいたが 
 そこはあまりにも緑色だった 
 壁は勿論、天井に至るまでもがとにかく緑だった 
 どこか不気味だが、目にはいいだろう 
174: ◆cUhskXlNTw
2023/08/30(水) 03:46:38.34 ID:ZhOQuTcAo
 確かに視覚的には強烈なものを感じるが、 
 置かれているベッドやアメニティもしっかりとしたものだった 
 おそらくはただそういったコンセプトの部屋というだけなのだろう 
  
  
175: ◆cUhskXlNTw
2023/08/30(水) 03:48:13.10 ID:ZhOQuTcAo
 本日はここまでです 
 ありがとうございました 
176: ◆cUhskXlNTw
2023/08/30(水) 19:38:03.40 ID:ZhOQuTcAo
 全員はいそいそとシャワーを浴び、 
 泥のように眠りについた 
  
  
 司書コピー「………………」 
177:名無しNIPPER[sage]
2023/08/30(水) 19:59:45.40 ID:DcWeoY0Co
 男 
178: ◆cUhskXlNTw
2023/08/30(水) 20:22:49.85 ID:ZhOQuTcAo
 男「………………」 
  
  
 そこには男が立っていた 
 彼は真顔で真っ直ぐ司書のコピーを見つめていた 
179: ◆cUhskXlNTw
2023/08/30(水) 20:29:25.98 ID:ZhOQuTcAo
 司書コピー「それは……災難ですね」 
  
 男「お前もトイレか?」 
  
 司書コピー「はい」 
180: ◆cUhskXlNTw
2023/08/31(木) 01:27:21.81 ID:zJkKpPFVo
 司書コピー「………………」 
  
 男「で、脱走か?」 
  
 司書コピー「……そうですけど」 
1002Res/352.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20