28: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/15(火) 23:06:44.38 ID:k0y52NOR0
 「自衛隊法に記されている“予兆的現象”を“同盟国たるアメリカ合衆国への攻撃である”と定義すれば今回の出動は可能ですし、特に無理のある論理とも思えません。 
  
 ですが、過去に中国や北朝鮮、ロシアが行ってきた国境沿いでの“威嚇行為”と違いややグレーのラインに寄る事自体は間違いないです。国民や野党への事前告知なしに踏み切るとなると、ある程度の抵抗が予測されますが……」 
  
 ( ´∀`)「ならば、そこは特に心配ないかと存じます。少なくとも、我々には大きな影響はありません」 
 【内閣官房長官・茂名尾前(しげな・びぜん)】 
  
 「官房長官、その判断は些か楽観視がすぎるのではないでしょうか? 
  
 現に、政権発足直後に平和維持法に関する改正を目指す旨を宣言した際も、各地で抗議行動が……」 
  
 ( ´∀`)「それらは、我々の支持率には何かしら影響しましたか?」 
  
 「………む」 
  
 ( ´∀`)「そも、総理とこの内閣を支持する層には2つの大きな特徴があります。 
  
 一つ、平和維持法について極めて否定的である 
  
 二つ、20代前半〜30代を主として、高くても40代前半までの若年層かつインターネットユーザーの支持層が圧倒的多数を占める 
  
 寧ろ、平和維持法について日和見的な判断を下して活動を先送りにした方が政権に対するダメージは恐らく遥かに大きくなります。有言不実行という、政治家として最も無様な姿を晒すことになるのですから」 
  
 「国政党広報部としても官房長官の意見に同意致します。 
  
 ネットメディア局の分析を見ても、南首相の支持層はオールドメディアからの影響をほぼ受けません。彼らは単にネット上から情報を得るのではなく、自分たちで“能動的”に情報を収集します。……更に言えば、自身がより強く関心を持つ事象について自身の都合のいい情報を選別しながら集めようとします。 
  
 政権の動きが“好み”に沿うなら、彼らはその動きに対する批判的な論調がどれほど多数派であろうとも揺らぐことはないでしょう」 
  
 ( ´∀`)「逆に、我々の動きそのものが“好み”から外れた場合………現支持層は瞬く間に、我々に対して掌を返すでしょうね。それがどれ程民主主義的には正しい手続きを踏んだ行為であろうとも、声高に糾弾し、正義の遂行を叫び、国士を気取って詰り倒す。 
 オールドメディアの連中はその有様を経緯と内容については省きただ我々が“批判されている”という面だけを報じる。それを見た国民が更に糾弾へと周り………後はまぁ、雪だるま式ですよ。日本という国の国民は良くも悪くも全体主義に対して高い適性を持ってますから」 
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