237: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/08/31(木) 22:47:50.97 ID:Alqxkydto
 シキ「……」 
  
 透「桜野……」 
  
 シキ「…………やっと分かったのです」 
  
 透「なにが……?」 
  
 シキ「あの子にあれだけ近づいていながら、闇の気配に気づいていながら、シキもシアもあの子を敵だと判断できなかった理由」 
  
 雪菜「そういえば……」 
  
 シキ「あれだけの闇、普通なら気づかないはずないのです。それすら眩むほどの強い光でもない限り」 
  
 朱「強い……光……?」 
  
 シキ「深み闇と、それに匹敵するくらい強い光。両方持ってるから、すぐには気づけなかった」 
  
 透「まさか……!」 
  
 シキ「あの子……プリキュアの素質を持ってる」 
  
 透「!」 
  
 朱「!」 
  
 雪菜「!」 
  
 シア「それも、桜野に勝るとも劣らないほど大きく強い力ですわね」 
  
 透「そんな……あの子が……プリキュアの素質を……?」 
  
 シキ「持ってた、って言う方が正しいかもしれないのです」 
  
 透「じゃあ……」 
  
 シキ「今はもう、闇以外なにも感じない」 
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