65: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/08/24(木) 23:45:35.52 ID:CBHZzePBo
 ここではないどこか 
  
 ツナミ「派手にやられましたね」 
  
 カサイ「うるせェ」 
  
 ライガ「お前が勝手するからだ」 
  
 カサイ「だーもーうるせェうるせェ!」 
  
 ライガ「お前の我儘を聞くのはこれきりだ。分かっているな?」 
  
 カサイ「わァーってるよ。もう少しでウィッシュスターが完成すっからちゃんと働けってんだろ?」 
  
 ライガ「そういうことだが、それだけじゃない」 
  
 ツナミ「カサイさんも手合わせしたんですよね、アレと」 
  
 カサイ「……まァな」 
  
 ライガ「では分かったはずだ。やつは、キュアサクラは……」 
  
 「「「本気を出していない」」」 
  
 カサイ「あの殺気でパワーがあんなもんなわけねェからな」 
  
 ツナミ「それでも恐ろしく強いですが……本気出したらどれくらいですかね」 
  
 ライガ「セーブしてあれだからな。完全に未知数だ」 
  
 カサイ「しっかしなんで抑えてんだろうな」 
  
 ツナミ「そもそも力を抑えていること、本人が気づいているかも怪しいですね」 
  
 ライガ「理由は分からない。しかしこちらにとっては千載一遇のチャンスとも言える」 
  
 ツナミ「アレが本気出したら邪魔どころではなさそうですしね」 
  
 ライガ「だからこそ、ここから勝手な行動は慎むべきだ」チラッ 
  
 カサイ「な、なんだよ……」 
  
 ツナミ「貴方が1番勝手ですからね」 
  
 ライガ「これからは指示通り動けよ」 
  
 カサイ「チッ……」 
  
 ライガ「しかしこちらも疲弊しているのは事実。ツナミもこの前の傷が完全には癒えていないだろ?」 
  
 ツナミ「まぁ」 
  
 ライガ「急いては事を仕損ずる。しばらくは様子見だな」 
  
 カサイ「なんでオレばっかり……オレより勝手してるやつだっていんだろうがよォ……大体オレぁウィッシュスターなんか興味ねェってのに……」ブツクサ 
1002Res/513.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20