【ガンダムSS】ジェリド「安価で宇宙世紀を生き延びてやる」
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156:名無しNIPPER[saga]
2023/09/28(木) 20:02:56.92 ID:YSg1rdCJo
ー食堂ー

シーマ「ここのオススメはなんだい?」

ジェリド「え?えーっと、カレーとかですかね?」

シロッコ「火星丼はないのか?」

ジェリド「火星丼?」

シロッコ「ハヤシライスにタコさんウィンナーが添えられている食べ物だ」

ジェリド「初めて聞きますね」

シロッコ「そうか…」

シーマ「じゃあカレーでいいよ。カレー三人前頼むよ!」

あいよー!

〜数分後〜

シーマ「さぁて食べようか」

ジェリド「あの」

シーマ「なんだい?」

ジェリド「中佐はどうして俺を食事に?」

シーマ「アクシズを攻撃するって決めた後から浮かない顔をしていただろう」

ジェリド「それは…はい、そうです」

シーマ「気になる事があるならアタシに話してみな」

ジェリド「アクシズの攻撃に賛成した事なんですけど、あの時はクワトロ大尉の言いたい事も分かりますし後押しをできればくらいに思っていたんです」

ジェリド「でも作戦を立案している大尉を見ていたら本気でアクシズを潰すんじゃないかと怖くなってしまって」

シーマ「それが理由か。まあ、そんなに気にするんじゃないよ」

ジェリド「気にするなって。俺の決断一つで無関係な人が犠牲になるかもって思ったら…」

シーマ「世の中に完璧な人間なんていやしない。誰しもが間違ったり失敗したりするんだ。それにアンタはまだ若い」

シーマ「そういう経験を繰り返して成長すればいい。それにアクシズの目的が不明なんだ。アタシは誤った判断だと思っちゃいないさ」

ジェリド「シーマ中佐」

シロッコ「責任感があるのは大切な事だ。しかし気負いすぎて本来の力を出せなくなってしまっては意味が無い。もっとも今回はそう心配する必要も無いがな」

ジェリド「それはどうしてです?」

シロッコ「シーマ様と私がいるからだ」

シーマ「調子に乗るんじゃないよ!だが、シロッコの言う事も間違っちゃいない。今回はアタシらやバスク大佐達だっている。何かあった時のフォローは任せな」

ジェリド「ありがとうございます」

シーマ「さて、アクシズ攻撃まで時間はあるんだ。ここのヒヨッ子共を鍛えてやるよ。当然ジェリド大尉も含めてな」

ジェリド「お、お手柔らかにお願いします」

ジェリド達はシーマとシロッコの訓練を受けながらアクシズ攻撃艦隊の編成を待つ

その間にガンダムMk-Vの試作機も完成し、ジェリドはハーピュレイを受領した

それから数日後、編成を終えた連邦艦隊はアクシズへ向けて出発するのであった


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