日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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954: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/21(土) 23:24:13.59 ID:WRjvHMHP0

……その吐息は、そのドラゴンにしてみれば、ただの寝息のような物だったのかもしれない。不用意にドラゴンに近づいた夢野にも悪い所はあっただろう。……だけど。


ブォワアアアアアアアアアアアアッ──!!


そんな、思わず絶句してしまうような激しい炎が夢野を襲う。……俺達は、何も出来なかった。一瞬で全身丸焦げになる夢野の姿を、ただ見ていることしか出来なかった。


夢野「……け、ほっ……!」

日向「夢野ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

最原・七海「「夢野さぁあああああああああああああああん!!!」」

俺は、俺達はあまりにも軽く見過ぎていたんだ。幻想種最強の存在「ドラゴン」……それがどれだけ危険で、例え人と分かり合える存在だとしても、隣り合える存在ではないのだという事を──。


〜〜〜数十分後〜〜〜


……俺達は、夢野を乗せた救急車を見守りながら、自分達の無力さを噛みしめていた。この場の誰もが「自分の所為だ」と自分を責める。

俺は「もっと田中の忠告をよく聞いてれば──と」

七海は「もっと夢野さんにあまり不用意に近づくのは辞めるよう言っておくべきだった──と」

最原は「僕が不用意にドラゴンを自分の教室に置いておこうとしたからだ──と」

……だが、そんな物はあとで良い。俺の頭の上にずっといる「コイツ」最原の教室で今も眠っている「アイツ」苗木の研究教室にいるであろう「ミミ」そして未だ発見されていない脅威度94というとんでもないドラゴン……。一刻も早く全員「元の世界」って奴に帰ってもらわなければ──!!

↓1 どうする?

@田中と合流し、戦果を聞く。
A日向と最原のドラゴンを、真宮寺に見せて事情と、脅威度94のドラゴンの話しを聞く。
Bその他安価


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