【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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217:名無しNIPPER[saga]
2024/04/14(日) 22:33:09.61 ID:FljaJlrH0
河神ラドン「とっさの判断でカルデアのマスター、それと宿儺と播磨局を逃がしたか。まあ悪くない判断だ。」

河神ラドン「それと手負いの君が残ったとなると、君はこの場で死ぬ覚悟で私を止めるつもりで残ったのかな?」

河神ラドン「それともなんだ・・・・カルデアのマスターたちがいてはマズい事でもあるのかな?君や私の依代の事で?」

吉備真備「ツゥゥ・・・‥ああそうさ。あんたの言う通り、前者は人類史最後のマスターである彼女をアンタから引き離すため、宿儺と播磨局はその護衛だ。」

吉備真備「僕がここに残ったのもアンタを出来るだけこの場に留まらせ、彼女たちの戦略的逃亡を手助けするのが目的だ。何があっても・・・」

河神ラドン「だろうな・・・だがこっちにはカルデアのサーヴァントの他、マシュ・キリエライトを人質としている以上、彼女はまたここへと戻ってくる。必ずだ。」

河神ラドン「カルデアの連中が彼女を見捨てる事などまず無い。今を生きる彼女たち2人の生存こそ、カルデア唯一の希望だからね。」

吉備真備「・・・・・・・・・‥」


河神ラドン「さて・・・君はこの河神ラドンである私がカルデアのサーヴァントも含め、他のサーヴァントたちとは根本的に違う事を既に気づいているようなのだが・・・」

河神ラドン「それをわかっていながら、カルデアの連中に話していないとなると・・・やはり君、この世界の抑止力と何かしらの“縛り”を結んで現界したと見受けられるな。」

河神ラドン「私の本当の正体を知っていながら、君や宿儺、それに播磨局の正体さえも彼女たちに言わなかった。人間の依代も無しにサーヴァントとして現界できないという言い訳を携えて。」

河神ラドン「この世界に来た私を止める為に、あえてサーヴァントの力を持って私に挑んでくるとはな・・・・?」

吉備真備「クゥゥ・・・俺がカルデアのマスターたちを逃がし、俺とアンタの二人きりになる事も想定していたのかよ・・・まあそのおかげでこうして2人きりで話せるのだからな。」


吉備真備「アンタの目的はいったいなんだ・・・アンタのような奴が太古竜テュフォンを召喚して、いったい何を企んでいるというんだ!」

河神ラドン「別に・・・ただ私は私の大義を持ってやっているだけさ。テュフォンを復活させて、カルデアへの報復を成し遂げるっていうことをね?」

吉備真備「そうじゃねぇよ・・・アンタの大義はそんな大逸れすぎるような事じゃねぇ!こっちの世界の人類史を滅ぼしてまでやる大義なんて、お前がやろうとしてた事じゃねえだろ!!」

河神ラドン「そうか?ならば私をこのまま倒し、この特異点を消滅させる他にカルデアやこの世界を救う道はない。その為に君たちはこの世界に召喚されたのだろ?」

河神ラドン「だたし私相手にサーヴァントの力は無力だ。私を倒せるとすれば君としての本来の力を使わなければならいない。君の持つ本来の力・・・」

河神ラドン「『無下限呪術』を使う以外に私を倒す事など不可能だ。君もその身体の持ち主を依代としているのであればわかっているはずだ。」

吉備真備「!?。ツゥゥッ!」シュッ、ガシッ!


河神ラドン「さぁ使ってこい。私の親友であるはずなれば、その力を出し惜しみなく使うはずだ。そうだよなぁ〜〜!!」

吉備真備「・・・・・・・・・‥」ググググゥゥ〜〜〜!


ヒュゥゥゥ〜〜〜ン・・・・・・


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