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2024/06/28(金) 19:26:39.96 ID:UByKE2zr0
 ――――ペンドラゴン 郊外 
  
 ルルーシュ「なんだ、最も愚かな手を打ったな」 
  
 謀反を起こした貴族の軍が襲来した。 
 予想通りの侵攻ルート、想定通りの勝ちを確信したような愚かな編成。 
 よし前提条件はクリア。 
  
 敵の配置を確認する。 
 フロートユニットを装備したKMF50機ほど、地上に30機。 
 旗艦と呼べるG-1ベースと随伴の機動戦闘車が10両。 
  
 確かに大勢力ではあるが、展開するわけでもなく集まっている状態だ。 
  
 あとは指定のポイントに来るまで待機だ。 
 思えばシンジュクで初めて指揮を執った時もこんな感じだったな。 
  
 そんな事を思い出しながら蜃気楼をやつらの前に出す。 
  
 ルルーシュ「止まるがいい!反逆者共!」 
  
 『ルルーシュだ!』『ゼロめ!』 
 『王位の簒奪者め!』『単騎とは!』 
  
 ルルーシュ「問おう!正義と悪が突然入れ替わった時、貴様らはどうする?」 
      「悪であった正義に付くをよしとするか、正義のまま悪に落ちるか」 
  
 『我らの正義は帝国の為に!』『貴様のような者を認める訳には行くものか!』 
  
 敵のKMFが銃口をこちらに向け、一斉に火を噴く。 
 蜃気楼の絶対守護領域を展開し、全て防ぎきる。 
  
 ルルーシュ「なるほど。私ならば悪に染まろうと、己が信じた正義を貫こう! 
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