映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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6:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:06:06.56 ID:e+s7r/2n0
  
 三日ほど経ってもルーズリーフは真っ白のままだった。 
 その時は焦りもあったが周りの期待に応えれないということも含めて、 
 微かな虚しさを感じていたな。 
  
 大学の構内でコーヒーを片手にベンチに座り込んでいた時、 
 ふいにひとりの女が目に止まった。 
  
 おそらく今年入ったばかりの新入生だったと思う。 
 ここ数日ほど、昼休みになると俺と同じように 
 一人で構内の広場にやってくるような女だった。 
  
  
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