20: ◆7j7S4mqK3A[saga]
2024/09/26(木) 22:40:10.82 ID:a3RdpBaa0
【名前】木崎の解剖記録
【説明】死亡推定時刻は0時〜2時、刃物で一か所刺され即死
サイバンカン「一刺しで即死……見た目通りの殺傷力ですね」
サイバンカン「凶器は被告人のナイフで、しかも指紋もついている……これは決定的と言えます」
シラコト「その通り」
ドウメキ(検察の主張は分かった、これ以上印象が悪くなる前に打ち崩さないといけないな)
ドウメキ「裁判長、実は被告人は事件当時そのナイフを紛失していたんですよ」
ドウメキ(このことは面会で聞いた……だからこそ確信があったんだ……)
ドウメキ(凶器がサバイバルナイフであること……そして被告人が無実であることに……!)
シラコト「その話は取り調べでも聞きましたが、その話が本当である証拠はありませんでした」
ドウメキ「確かに紛失していたという証明は難しい……ですが」
ドウメキ「ナイフは被告人の私物ですから指紋はあって当然です、たとえ被告人が被害者を殺害していなくても当然指紋は残ります」
ドウメキ「なのでナイフの指紋だけでは、被告人の犯行も証明されていないんですよ」
サイバンカン「なるほど、それもそうですね」
シラコト「し、しかしナイフには被告人以外の指紋はついていませんっ!つまり被告人だけが凶器であるナイフを使い被害者を殺害できたのですよ!」
ドウメキ「被告人はナイフを紛失していた、被告人以外の誰かが指紋を残らないようにして犯行を行った可能性もあります」
サイバンカン「ふむう……双方、主張を裏付ける決定的な証拠はありますかな?」
ドウメキ(証拠か……)
こうして出そろった証拠品をもとに議論が進んでお互いの主張がぶつかりあうと、弁護側が証拠の提示を求められることもあります
とはいえ今回は調査なしの法廷スタートなので証拠も安価でその場で作る……決めていきますが
提出できる証拠があるかどうかはコンマで↓1
奇数 ある(弁護側が証拠を出します)
偶数 ない(検察側が証拠を出します)
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