〜魔王城〜 男「死にたくない……。せや、命乞いしたろ」
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名無しNIPPER
2025/03/31(月) 04:02:23.42 ID:MXp56eHz0
〜次の日、魔王城鍛冶場〜
カンカンカン
魔物A「……あの人間って魔王様が直々に雇用した奴だよな?」
魔物B「多分そうだけど。」
魔物C「二人目の側近として雇用されたらしいよ」
魔物A「側近!?人間が!?……ま、まぁ、それは置いておいて。仮にも側近の役職なのになんで、なんで鍛冶場で自分専用の武器を作ってるんだよ!しかもご丁寧に希少金属をふんだんに使ってやがる」
男「ついでに今作ってる武器はナイフと銃本体、そして弾丸な」フリムキー
魔物A「うわっ!いきないり話しかけてきた!」
男「銃弾に使うのは火薬とニトログリセリンを圧縮した物で、薬莢の内側に真空にするようにニトログリセリンを入れることで、火薬で飛んだ弾丸が後のニトログリセリンで超加速するて仕組み。ついでに弾丸に使う金属は、魔翌力伝導率の高い伝鉱石、一定の魔翌力を流すことで好きな効果を付与させる付与魔石、放射線を放射するウラン、これらが使われている。」
魔物C「コストは高いけどその代わりに滅茶苦茶な強さなんだ〜」
男「ふっふっふ。なんとそのコストが高いという弱点も僕のスキル『鉱物創造』によって克服済みなのだ!それに加えスキル『錬成』を使い好きな形に鉱物を削れる!これこそ俺の強さの秘訣!」
魔物B「なんかテンション狂ってない?」
男「へへへ、ちょうどここに成功品があるんだ。お前ら、効果が見たくないか?」
魔物ABC「え?」
男「ちょっとこっちについてこい」
〜魔王城管轄外エリア〜
男「ここの魔物って煮るなり焼くなりしていいよなぁ?」
魔物C「そ、そうだけど……」
男「ほーん。じゃ、遠慮なく」パァン!
ワイバーン「キェェエェェエェ!」
魔物A「あ、あいつ、空に飛んでいたワイバーンを見ずに……」
男「ワイバーンの事よ〜く見てみな」
魔物B「……ヒッ、わ、ワイバーンの傷口が……」
魔物A「うわ、なんだこれ…もしかしてウランのせいか?でもこんなに早く効果が出るわけ」
男「何のための付与魔石だと思う?」
魔物C「……まさか!」
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