【安価とコンマでkey作品っぽい設定集を作る】【作品を書くのはそのあとで】
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573:うみ ◆iWUeJQZyWI[saga]
2025/05/16(金) 23:10:23.39 ID:wNtr4NVJ0
カスミ「私……ずっと思ってたんです。なんで私にこんな才能があるんだろう……静かに、穏やかに、ゆっくりと自分のペースで罪を償って、いつか地球に帰還できればそれで良い………最悪、この都市で一生暮らす事になっても構わないかもって」

黒上「……それならなんで」

カスミ「でも、こうも思ってたんです。『今の私は持ってる才能や力を隠し通そうとしてる臆病者だ』って。あとはそうですね、私も黒上さんみたいに『誰かを守れる自分になりたい』からです。……黒上さんにとっては些細な出来事だったかもしれなくても、私にとっては暴漢から助けてくれた黒上さんと月影さんに出会えた事は『運命』なんじゃないかって思えるぐらい嬉しくて、頼もしくて、心がぽかぽかする出来事だったんですよ?」

黒上「……宮本」

俺は、とんでもない思い上がりをしていたのかもしれない。いかにも『守られるべき、守るべき女の子』だと思っていた宮本が、こんなにも強くて立派な志を持っていたんだから。


カスミ「それと色々と偏見的な眼で見られる事もありますし、悪い人の方が多いのかもしれませんけど、この月面都市の事も嫌いじゃ無いんです。……『ムーンキャンサー使いに選ばれたのには、必ず理由がある』……私がその力を振るえるのなら、出来うる限り『これが正しい』と思える事に使いたい。この都市で生きている皆さんを守る為に使いたいんですそれと──」





カスミ「大好きな黒上さんと、いっしょにいられる機会が増えると思いますから」





黒上「……………」

フフッ、と笑う宮本に、俺は確かに心を奪われた。…………あ、俺の心臓……今凄くドキマギしてる……。ヤバいな。ここ最近で二人の女の子に心が惹かれてしまっている……。絶対に誰か一人を選ぶし、シオンの方がかなり有利なんだけど……。ああクッソ……! 情けないけど、この勇気のある告白に今はこう答えるしか無い……!!


黒上「……その告白への答えはこの月面都市を出て行く時にさせてくれ」

カスミ「はい! ……それとは別に、シオンさんに宣戦布告をしておかないと……。これからは黒上さんの恋人を争う恋敵(友達)になるんですから」

マルス『……私の演算結果以上に上手く行ったと結論づける。終御よ、お前もうかうかしてはいられない。明日の休日は早速トレーニング漬けだ」

黒上「分ってる。俺だってみんなを守りたくてお前と一緒にいる事を決めたんだからな」


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@先にカスミちゃんが大活躍するシーンが見たい。
A襲撃までには少しの間時間があるんだから、先に休日編をやろうぜ?


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