【安価とコンマ】異世界転移したかもしれない人の話
↓ 1- 覧 板 20
465: ◆OCWLmJLbEU[saga]
2025/08/30(土) 18:10:55.05 ID:nNHy7MSlo
リリシア「私は子供の頃からケミスとして育てられ、その腕を買われて組合で活動していまシタ」
索那「はい……はい?」
リリシア「入り立てのころはポーション類の製造や、エンチャント業ばかりでしたが、実績を積んだ結果魔物除けマジックウォールの維持管理等も……」
索那「……はい?(ケミ、ス、何? マジックウォール、魔法壁? 何?)」
リリシア「マジックウォールの修繕というのはただ物を作れればいいというものではありませんから、そもそもケミスの正道とは外なる魔力をいかにして……」
途中から何を言っているのか分からなくなっていたが、リリシアは尚も続ける
止めれば良かったのだが、止め処が無かった
リリシア「たかが特殊効果を持つ薬品を製造する、その程度ではケミスとしては半端者、ただのお手伝いさんでしかないのです、分かりますね?」
リリシア「私の背負う結界基点もそうですが、一流のケミスならユーズやホルドのような小さな目線で物事を考えてはいけません、最近の奴らときたら……」
索那「あの」
リリシア「いいえ、アルケミスならば世界そのものを対象として、そのいかなる流れをも操って見せたでしょう、間違いなく」
索那「(言っている事が分からない……)」
497Res/143.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20