122:名無しNIPPER
2025/07/08(火) 22:26:10.72 ID:42zSXBBb0
「そう言えば射撃部って何するんですか?」
「あー…馴染みないか、と言うよりアンタ記憶喪失だもんね
どこまでだったらわかる?弓道部とかは?」
「それなら何となく分かります」
「んなら話早いわ、それの弓を銃に変えたバージョン」
「的を撃ったりってことですか?」
「そそ。ざっくり言うとそんな感じ」
「なんかもっと本物の銃をバンバン撃つんだと思ってました…」
「実銃も扱ったことはあるけどね、なんせ日本だし、そんなバンバン実銃撃てないね」
「やっぱり超高校級ってことは…すごいんですか?スナイパーなんですか?」
「んー?まあ単純に的に当てるだけならアタシの右に出るものはそうそういないだろうね」
実際どんなものなのかは分からないけど、飄々とそう言った下さんには確かな自信があるように思えた
機会があったら是非見せて欲しいな…
「てかアンタこそ幸運ってなんなのさ?」
「それが自分が超高校級の幸運ってことしか思い出せないんですよね…」
「それって幸運なわけ?しかもこんな生活にまで巻き込まれちゃってるわけだし」
「そう…なんですよね」
「この生活でなんかいい事あった?」
「玉子焼きが美味しかった…くらいかなぁ…」
「ぷふっ。なにそれ?凄いささやかだね?」
「実際まだみんなとそこまで仲良くなれたーって感じもしないですし…
むしろ皆さんがどんな人なのかわかんない事の方が多いですし…」
「あー…アタシはある程度全員と話してるけど、結構な曲者揃いだね。
もちろんアタシも含めてだけど、やっぱ良くも悪くも超高校級よ」
「曲者揃い…ですか」
「アンタ、そんな性格で人にグイグイも行けないだろうし、話題提供がてら気になる人の話でもしてやろうか?」
気になる人……。正直みんな気になるけど
一人一人のこと聞いてたら日が暮れちゃいそうだし…
とりあえず気になるあの人の事でも聞いてみよう
⬛︎<安価>⬛︎
気になる人物を1人指定
下1
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