90:名無しNIPPER
2025/07/07(月) 16:51:22.73 ID:JhTSQYkg0
「現実は小説とは全然違うよ……そんな明るくできないよ…」
本多さんは本多さんなりの根拠があって大丈夫だって言ってくれてるのはわかる
けど私はそれだけじゃ全く納得できなくて…
「えー…超BAD入ってんのまぢでもったいないんだけど
なんかもっと明るく元気にしてた方が絶対よつぴ可愛いしさぁ」
さっきと変わらない様子で本多さんは言葉を続ける
「それにさこういう状況こそ笑ってなきゃいけないってなんかどっかで読んだし……
自己啓発的なアレで
けどこれ本とか関係なくまぢでそっちの方がエリもいいと思う」
「…どうして?」
「え?だって可愛いは正義じゃんね?男ひっかけて守ってもらお!
うちらまぢ非力ギャルズだし!」
「えっ…本多さん私ギャルじゃない…それに誰かに守ってもらうなんて…
その人に悪いから…」
「いけるっしょ?だってエリ達みんなで16人もいるんだよ?
誰かが誰かを守ってくれるって!多分」
なんだかここまで明るいと別の世界の人みたい…
だけど何となく私も元気が出てきたって言うか、何とかなるかもって思えてきたって言うか…
なんだか明るさというか気楽さが移っちゃったのかな?
「はいはい!とりま笑ってー?」
「えっ…えぇっ……そ…そんな急に!?」
「表情硬いってばぁ!もっと!はい!ピースとかも付け足して??
はい!ギャルピース!もちょっと俯いて!」
結局そこから私は本多さんにギャルの訓練?をみっちり叩き込まれた
指ハート…ギャルピース…まだまだ知らない世界があるんだなぁって…
〇本多の好感度が5上がった
〇自由行動:残り0
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