【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2-SS速報VIP

【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2

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186: ◆gnMVpaH84at6[sage]
2025/08/02(土) 00:01:02.85 ID:gXZS9EMa0
■やります。

優護「――学校、ですか？」

オペッコ「そう、毎年この時期になると近くの学校に出向いてファクトリーの仕事を紹介するの。主にどういったものを作っているとか、こういう技術を使っていますとか」

オペッコ「……もしかしたら将来このファクトリーに就職してくれる子がいるかもしれないから、こういう環境で働いているとか……とにかく、壇上に上がってプロジェクターとか使って講演をするの」

優護には少し難しい話だったが、とりあえず学校に行ってお喋りをしに行くということは理解できた。しかし、なぜこのことを話したのだろう……？

オペッコ「それで、もしよかったらユーゴに私のお手伝いをして欲しいの。貴方に喋ってもらうとかはさせるつもりないし、軽い荷物運びとかそういうのをお願いしたいわ」

優護「それだけ、ですか？それなら……はい、大丈夫です！」

難しい話は出来ないがそれくらいなら優護でも可能だ！人の役に立てることは単純に嬉しい、なんだかウキウキしてしまう。

オペッコ「あとは……壇上で話しているときに私の隣に立っていて欲しいの」

優護「え？」

オペッコ「それだけでいいのよ……ね？」

……よく分からないがそういうことらしい。

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