【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2-SS速報VIP

【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2

↓ 1- 覧 板 20

189: ◆gnMVpaH84at6[sage]
2025/08/02(土) 00:23:26.94 ID:gXZS9EMa0

オペッコ「――――というわけで、私たち第62ファクトリーでは科学国家が意欲的に取り組んでいるロボットプロジェクトによるロボット製作の他に――」

優護「……」

――と、言うわけで当日。流れに乗っかるまま体育館の壇上に上がりオペッコがなんでもなさそうなように公演を続けている。

こういう場に慣れているんだろう、まったく委縮せず堂々と話を続けているのは凄いと思う。

ちらりと体育館の雰囲気を見る。小学生というよりも中学生くらいの子供たちが、真剣に話を訊いている……と、思う。

両脇で立っている教師の方々も真剣そうに……訊いてるはずだ。

優護「…………」

……とりあえずニコニコしていて欲しいと言われたので、優護は愚直にそれをする。ニコニコと笑顔を振りまいていくと、ちらほらと女子のヒソヒソ声のようなものが聞こえてくる。

女子1「ねえ、あのお姉さんの隣にいる男の人、カッコよくない……？」

女子2「ねー……！うん、うん！可愛いというか、すっごい雰囲気素敵で……はー、顔も良くて頭も良いんだもんなぁ、連絡先交換とか出来ないかなぁ」

優護「……？」

女子3「……ぁ」

優護のいる位置から一番近いところにいる女の子、その女の子とちょうど目が合ってしまった。背の順で一番前の小柄でおとなしそうな女の子だ。

……なんだか女の子が固まってしまった。どうすればいいだろうか……。

コンマ判定：直下

コンマ1桁3以上で手をひらひら。
6以上で満面の笑みで手をひらひら。
0以上はすごい。

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

270Res/82.88 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ