【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2-SS速報VIP

【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2

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21: ◆gnMVpaH84at6[saga]
2025/07/07(月) 23:11:46.25 ID:wpRp7dNv0

ロイド「『そんな機体に必要となる性能と、武装を話し合いたいのですが――ユーゴさん、大丈夫ですか？』」

優護「ぁ、は、はい！ええと、アイナ、アイナ……！」

アイナ「はいはい、ちゃーんと聞いとったで！それじゃマスタ〜、画面にまとめた資料映させてもらうで〜！」

――この間アイナと話し合い、優護の拙い話をアイナが精一杯サポートすることで作成された資料。

その資料には新しい機体に"合ったら嬉しい"武装や性能がこれでもかと載せられていた。

アイナ「――と、言うわけで基本的には"敵の攻撃を回避する"ことが前提の機体がイメージに近いです〜」

アイナ「ここから回避をすることで"敵に攻撃"とか"敵にウイルスを撒いたり"……あとは――以前シエラが戦ったデータにあった"追加行動"みたいな動きもできると嬉しいなぁ……せやろ？ユーゴ？」

優護「ぁ、はい……」

――シエラの洗礼された動きは、優護にとっての一つの"到達点"になりえる。ならばそれをサポートする機体に特化しても問題は……無いはずだ。

ルル「えっと、じゃあその3つのどれかに性能を特化させる……ということですか？」

オペッコ「……あまり想像できませんけど、ロイドさん？」

ロイド「『いやぁ、とてもよく纏まっているね、ユーゴさんもアイナもありがとう』」

ロイド「『シエラさんの行ったあの動きのサポート……というのは、少々難しいかもしれないね』」

優護「そ、そう、ですか……？」

ロイド「『一応データ自体は取っているから、機体にその動きのAIを組み込むことで動きの補助は出来るかもしれないけれど……"確定にはならない"というのは頭の隅に入れておいて欲しいね』」

アイナ「そこはウチも考えてたんよなぁ。どーしてもパイロットの技術というか才能というか……そういうのに頼りすぎとるやろ、あれ」

優護「……」

ロイド「『まあ、"最終的にユーゴくんがその動きを覚醒させることが出来るのなら――そのサポートも必要ないかもしれないけどね"』」

――こうして、色々と話をした結果……。

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