（安価＆コンマ）鬼滅の刃　新星の書二冊目-SS速報VIP

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95:謎の食通 ◆LRvRIPAn.s[saga]
2025/08/18(月) 22:23:58.49 ID://JPTOXT0
17 杏寿郎5

杏寿郎「それはそうと、君のおかげで父上も戻ってくれた！！感謝するぞ神火少年！！」

男「いえいえ・・・千寿郎君から大体話は聞きましたから」

杏寿郎「そうか！」

ポンポン

杏寿郎「座るといい・・・竈門少年も一緒に」

炭治郎「は、はい！」

ス

杏寿郎「して、君たちはどうしてここへ？任務か？」

炭治郎「いえ、無限列車の被害が拡大した。調べている煉獄さんと合流し任務にあたれと」

杏寿郎「うむ！そういうことか！」

杏寿郎「君たちもその任務の付き合いというわけだな」

男「はい。後・・・炭治郎が貴方にお聞きしたいことがあるそうで」

杏寿郎「うむ！何だ！？」

炭治郎「ヒノカミ神楽・炎舞」

炭治郎「子供の頃に父が舞っていたもので・・・それを見て咄嗟に出ました。男がやっていた舞と似ててそれで思い出したんです」

炭治郎「煉獄さんは、呼吸に詳しいとしのぶさんが言っていました・・・何か知っていれば」

・・・・・・・

杏寿郎「うむ！！知らん！！」

炭治郎「え！？」

杏寿郎「・・・っと、前までは言っていたが」

チラッ

杏寿郎「神火少年のお陰でヒノカミ神楽とは、おそらく日の呼吸と父上が仰っていた」

炭治郎「え！？」

男「その・・・日記にあったんだ。炭治郎がつけている花札の耳飾り。そして刀の色が黒の剣士は日の呼吸の使い手だって」

炭治郎「・・・日の呼吸」

杏寿郎「うむ！始まりの呼吸とも言われ、色々な呼吸を産み出した始まりの呼吸だ！」

杏寿郎「鬼殺隊内部で、黒の刀は不吉とも言われ、派生が分からないと聞いた不遇の色だ」

男「・・・不遇？」

杏寿郎「うむ！何でも黒の刀は何かと死んだ隊士が多く存在している。お陰で黒刀で柱になったのは存在しない」

炭治郎「・・・そうなんですか」

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