白坂小梅「世界で一番怖い答え?」
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11:名無しNIPPER
2025/09/10(水) 23:35:51.52 ID:EkY0IU+D0
第2問

白菊ほたる「これは、私が以前所属していた事務所でのお話です…」



——————

その事務所には、私と同期で、よくぬいぐるみを作っている子がいました

同期「…何じろじろ見てるの?」

ほたる「あっ、いや、その…いいなぁ、って」

同期「…は?」

ほたる「その…犬のぬいぐるみ、もしかして手作り?」

同期「…そうだけど」

ほたる「『お手』してるポーズ…上手だね」

同期「別に、暇で作っただけだし…たいしたことない」



直接会って話したことは少ないですが、事務所に入るたびにぬいぐるみが増えていて…

ほたる「今度は猫かぁ…丸くなってるの可愛い、ふふっ」

仕事やオーディションの失敗で落ち込んだ心を、いつも癒してくれました



けれど、作った本人に会うことはほとんどなくなっていき…

最後に会ったのは、彼女が退所すると聞いた日でした

同期「これ、作ったからもらって」

ほたる「私に?ありがとう…開けてもいい?」

同期「ダメ、帰ってから開けて。じゃ、さよなら」

私は言われた通り、もらった包みを家で開けることにしました

中には2つのぬいぐるみが入っていて、1つ目を見ると…

ほたる「これ、私かな…困った顔、それっぽいかも…でも可愛い…」

自分の顔のようでちょっと照れ臭くなりましたが、2つ目を見た途端、私はどうしても怖くなり、ぬいぐるみを2つとも捨てることにしたのです

——————



礼「問題。彼女はもらったぬいぐるみの何が怖かった?」


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