【わたなれ】小柳香穂が陽キャのコスプレをしなかった世界線
1- 20
17: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:08:51.68 ID:eYu71z3V0

「れなちんってー、時々こうやって一人でいなくなるよね」
「うぅ……迷惑、かな」
「ぜーんぜん。サーちゃんとかだって一人で行動すること多いしね」
「よかったぁ」
以下略 AAS



18: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:09:57.81 ID:eYu71z3V0


「その……香穂ちゃんにはわかんない感覚かもしれないけど、えっと……みんなとお話しするのは本当に楽しいの。楽しいのは本当なんだけど、なんていうか……喋る度にマジックポイントを消費するといいますか……」
「っ!? へ、へー、意外。れなちんって、そういうタイプだったんだ」
 香穂は、動揺を抑えながらも本気で驚いたようだった。
以下略 AAS



19: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:10:33.10 ID:eYu71z3V0

「意外かにゃ?」
 努めて明るくする香穂。
「うん。香穂ちゃんってナチュラルボーン陽キャで、そういうのには興味ないと思ってた」
「えー、そんなことないよ。ゲーム大好き!」
以下略 AAS



20: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:11:09.46 ID:eYu71z3V0

「うう……。まぁその、高校に入ってからそういう話ができるような友達がいなかったんだけど……」
「じゃあ、あたしがれなちんの初めてになったげる! 最近は何のタイトルやってるの?」
 ゲーム好きがバレたことよりも、香穂が同好の士だったことの方が嬉しい。そう思い、れな子は話し始める。
「えっとね……」
以下略 AAS



21: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:12:00.11 ID:eYu71z3V0
…………

「ふふ。友達とこんなにゲームの話をしたのなんて、小学生の頃以来だよ」
 香穂とれな子はしばらくゲームの話で盛り上がった。趣味の会話は久し振りだ。れな子は、そんな会話を楽しめていた小学生時代の友人を一人思い出していた。
「っ! ……へー、その友達って、どんな娘?」
以下略 AAS



22: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:12:53.87 ID:eYu71z3V0
「その娘、じゅ、学校のクラスメートとか?」
「ううん、塾でちょっとだけ一緒だったの」
「そ、その友達の名前っ……フルネーム、思い出せる?」
 名前まで言う事はないと思っていたが、香穂の変な押しの強さに気圧され、れな子は言う通りフルネームを思い出そうとする。
「うーん、苗字で呼んでたからなぁ……。皆口……皆口か……皆口かほ……香穂?」
以下略 AAS



23: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/12/10(水) 22:15:04.67 ID:eYu71z3V0

「皆口さん、なの?」
 れな子は、恐る恐る伺うように聞く。
「やぁっと思い出してくれたんだね、れなちん」
 香穂は髪を解き、どこからともなく取り出した赤い縁のメガネをかける。
以下略 AAS



24: ◆vVOjebR9BA[sage saga]
2025/12/10(水) 22:21:55.61 ID:eYu71z3V0

終わりです(2回目)
なんか似た内容なのが降ってきたので別スレ建てるのもアレかなーと思い続きに書きました。
原作読んでる途中なので別世界線の二次創作しかできない(姑息!)


24Res/10.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice