【わたなれ】小柳香穂が陽キャのコスプレをしなかった世界線
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3: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:34:44.58 ID:zXeFr9m+0

そうして香穂の脳裏に“告白”の二文字がよぎり始めた頃、ある噂を耳にする。

「ねーねー、カルテットの大塚真唯さんと甘織れな子さんって付き合ってるらしいわよ」
「えー、女同士で、同じグループでー?」
以下略 AAS



4: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:35:51.93 ID:zXeFr9m+0
……壊された脳で、香穂はある結論にたどり着く。
自分はれな子にとって、恋人のことも話されない程度の友達……友達と呼べるかも怪しい、ただ学校で話すだけのクラスメートだったと。

そう思い込んでしまった香穂は、大好きだったはずのれな子を遠ざけてしまう。
れな子としては、自分は何もしていないはずなのに、突然香穂から距離を置かれてしまうことになり狼狽する。
以下略 AAS



5: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:39:20.58 ID:zXeFr9m+0

香穂についての相談を紫陽花に乗ってもらうれな子。紫陽花の心境は複雑。
しかし、れな子の悩みにいい加減に対応する紫陽花ではない。
真剣に考え、真唯とれな子が付き合っていると言う噂のせいではないか、という真実にたどり着く。

以下略 AAS



6: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:40:35.01 ID:zXeFr9m+0

紫陽花にお礼を言い、香穂のもとへ誤解を解きに行くれな子。
逃げる香穂をなんとか捕まえ、真唯については誤解だと話す。

「あ、えっと、真唯に告白されているのは本当なんだけど、私はそれを受けてないから付き合ってるわけじゃないの」
以下略 AAS



7: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:42:26.13 ID:zXeFr9m+0

「よかった……。あたし、甘織さんにとって、自分の恋人のことも話してもらえない……その程度の存在なんだって思っちゃってた」
「そんなことないよ! ……あんまり自分から話したくなかった話題ってだけ」
「ほんとに? あたしになら何でも話せるって言ってくれたこと、嘘じゃない?」
「ほんとだよ。じゃあ……今から誰にも言ってないことを、香穂ちゃんに話すね。ほんとに秘密。2人だけの秘密だよ?」
以下略 AAS



8: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:43:11.57 ID:zXeFr9m+0
「その……私ね? だから真唯の告白を断ってるって訳じゃないんだけど、その……あ、紫陽花さんのことが好きなのっ」

継ぎ目から再び崩壊していく香穂の脳。



9: ◆vVOjebR9BA[saga]
2025/11/05(水) 23:44:03.83 ID:zXeFr9m+0

「い、言っちゃった……恥ずかしい……。で、でもね、その、付き合いたいとか、恋人になりたいとかじゃないの。紫陽花さんの事をずっと見つめていられて、ずっと一緒にいられればいいなって。友達としてね。それに……私と紫陽花さんが恋人なんて、釣り合わないよ」

「釣り合わない? 甘織さんと瀬名さんが釣り合わないっていうなら、甘織さんは誰と釣り合うの?」
「そんな、誰とだなんて……」
以下略 AAS



10: ◆vVOjebR9BA[sage saga]
2025/11/05(水) 23:50:35.47 ID:zXeFr9m+0

終わりです。
殆ど同じ内容をTwitterで呟いたところ0RTだったのが悲しかったのでこちらでもスレ立てしました。
わたなれ、良いですよね。桜trickに比肩しうるアニメだった思います。



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