【PSYREN】コンクリートの染み
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21:名無しNIPPER[saga]
2025/12/15(月) 03:12:44.28 ID:FdHXE52MO
くぐもった声で雨宮が反論する。それでもなお夜科は言い切った。
その言葉に堪え切れずに雨宮が俯く。夜科に自分がどのような顔をしているのか悟られないために。
そして、雨宮は何故自分が夜科を拒む事をしなかったのか、分かったような気がしていた。


22:名無しNIPPER[saga]
2025/12/15(月) 03:16:22.72 ID:FdHXE52MO
諦めたつもりでいて、どこかでまだ諦め切れていなかった。
心の扉をどれだけ頑丈に閉めたつもりでも、それが扉である限り扉は開かれる為にある。
雨宮は、あの時に鍵の掛けられた扉がノックされるのを聴いたのかもしれない。
繋がりが作られるのを期待したのかもしれない。

以下略 AAS



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