22:名無しNIPPER[saga]
2025/12/15(月) 03:16:22.72 ID:FdHXE52MO
諦めたつもりでいて、どこかでまだ諦め切れていなかった。
心の扉をどれだけ頑丈に閉めたつもりでも、それが扉である限り扉は開かれる為にある。
雨宮は、あの時に鍵の掛けられた扉がノックされるのを聴いたのかもしれない。
繋がりが作られるのを期待したのかもしれない。
雨宮「お、はよ……」
晴天快晴の青空の中、雨が降り始めた。
雨粒はコンクリートの地面を濡らし、染みを作っていく。
おしまい
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