過去ログ - 男「来い、ツンドラ狼っ!」
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236: ◆3714x.SHs6[saga]
2011/02/22(火) 01:21:18.22 ID:GPUJGCP+o

女「え!?ちょっとあれ何!?」


霧から抜けた一行、その目に入ったものはもうそう遠くない距離まで迫った巨大な魔方陣と、その周囲を囲むローブに身を包んだ無数の人型の何か

…そして、その魔方陣から這い出しつつある巨大なスケルトンであった


女騎士「まだ頭部と左手だけ…急げば間に合うか!?」

男「間に合わせるしかないでしょう!左手だけで家一軒分くらいあるとかどんな化け物だよっ」

ワーカー1「左翼の騎兵は…まだ姿がみえねぇ、うちらだけでやるしかねぇな。急ぐぞっ!」


通常戦場に現れる魔物は、せいぜい大きくとも家一軒ほど

それが手だけのサイズとなると、明らかに今召還されつつあるものは規格外の大きさといえよう

そしてその規格外の化け物の口が、自陣を突破する人間に気づいたか怪しく光り始める


女「ねぇあれって…」

男「まさかとは思うが口からビームとかいわねぇよな…」

女騎士「っく…もう進路を塞ぐ魔物はいないっ、先に行ける者は行け!陣形なぞ構うな!」

ワーカー1「とはいえ左翼の騎兵と違ってうちらは徒歩だ!これ以上の速度は…!」


焦る一行を知ってか知らずか、スケルトンの口が開き、徐々にその光は大きくなり始める



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