260: ◆3714x.SHs6[saga]
2011/03/16(水) 18:55:20.74 ID:RMGweGV9o
歩く災厄「ったく、まだ待機なのか?早く暴れさせてくれよ」
隊長「お前は相変わらずだな。ギルドも何故こんな脳筋にSSを…」
隊の先頭には、使い込まれた武具に身を包む親衛隊の隊長と、全身紅の服の歩く災厄が待機していた。
聖女「ほんとよね、こんなのが私より上の立場だなんて冗談だとしか思えないわ」
棺担ぎ「全くだ…」
2人の後ろには、修道服に身を包むランクSのワーカー『聖女』。
そして襟の長い黒衣にとんがり帽子、更には口と鼻を隠す黒い布。そして背中に巨大な棺を担ぐ、同じくランクSワーカー『棺担ぎ』。
その棺担ぎの足元には、クロとシロの二匹の猫が寄り添っていた。
空間跳躍「ふふっ、ほんとっすね」
その一行の目の前に突然現れたのは、どこかの学校の制服にみえるブレザーに身を包む少女、ランクSワーカー『空間跳躍』。
テレポートの能力を持つ彼女は、本隊と別働隊での連絡をとるため先ほどまで軍師のいる本隊と同行していた。
隊長「いつみてもその…テレポートというのか?は突然現れるから慣れんな」
歩く災厄「便利だよなぁそれ。さっきまで街の方にいってたんだろ?」
空間跳躍「そうでもないっすよ?長距離は飛べないから、何箇所も中継しなくちゃいけなくて…正直少し休ませてほしいっす…」
地面に座り込み、腰にぶら下げた水筒から水を飲みつつ少女は答える
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