過去ログ - 「( ^ω^)ブーンが兵士になるようです」
1- 20
34:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/03(木) 22:51:18.11 ID:D3VbY6Qo
(=゚ω゚)   「私だ」

周りの民家より一回り小さな家の前までくると、イヨウは短い間隔で引き戸を二度叩く。

次の瞬間、ブーン達は声を上げそうになるのを無理矢理口を閉じて堪えていた。

イヨウには決して声をださないよう、村が見えたところで告げられていた。話しは変わらぬ調子だったが、

森の中の一件以来の真面目な顔に一行は不安を感じ、物音一つにも注意を払うようになっていた。

しかし、引き戸が素早く動き指二本分の隙間が出来てから数秒置いた辺りでその注意はほとんど吹き飛んでいた。

獣の様な視線が一行の端から端へ、じっとりと移動していく。

森で感じたあの空気に再び体が包まれ、青年達の体は一気に硬直した。

ξ゚听)ξ  「どうぞ」

意外な声であった。

獣の様な空気を放っていた、目の持ち主が戸を一人分だけ開けるとイヨウを中へ促す。

(=゚ω゚)   「やぁ、色々心配かけてしまったかな」

ξ゚听)ξ  「いえ。──彼らが?」

(=゚ω゚)   「あぁ、そうだよ。うちでこれから働いてくれる子達」

(´∀`) 「女の子だモナ」

モナーはあまりの驚きで注意をすっかり忘れていたが誰もそれを気に留めなかった。

( ^ω^)「女の子だお」

( ´_ゝ`)「そうですね」

|/゚U゚| 「さぁ、早く中へ」

ニンジャに急かされ全員が入る。奥には火がおこしてあり進む程徐々に辺りが確認できるようになっていた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/524.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice