過去ログ - 「( ^ω^)ブーンが兵士になるようです」
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42:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/12(土) 08:30:05.10 ID:/r1V.BAo
一行は日が出ないうちに屋敷へ着くため、道中を早足で進む。目的地は村を出るとすぐに目に入った。まだ薄暗い中でも分かる、大きな屋敷である。

(=゚ω゚) 「じゃあ、すこし待ってね」

イヨウは屋敷まであとほんの少しというところで、一行の足を止めさせた。
以下略



43:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/12(土) 08:36:05.42 ID:/r1V.BAo
「よし、行こうか」

イヨウの視線の先には手招きをしているニンジャがいた。

|/゚U゚| 「部屋は随分荒らされていますが、それだけです。目当てのものがみつからず暴れて行ったのでしょう」
以下略



44:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/12(土) 08:39:37.68 ID:/r1V.BAo
(=゚ω゚) 「取り合えず屋敷に入ろうか。簡単にこれからの事を話して交代で休みをとろう」

屋敷の中はツンが一番前を歩いた。イヨウ達家族は二頭の馬で挟む様にし、後ろにはニンジャがつく。

(=゚ω゚) 「恐らく三日もすれば応援が来ると思うよ。だからそれまで何とか耐えないといけない」
以下略



45:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/12(土) 08:44:27.05 ID:/r1V.BAo
ζ(゚ー゚*ζ 「あなた、何も言わずにこの子達を連れてきたの?」

優しい口調は変わらないが、その奥には怒りが感じられた。

ζ(゚ー゚*ζ 「いえ、まさかこんな危険な事。説明もしない訳がないわよね」
以下略



46:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/12(土) 08:47:45.56 ID:/r1V.BAo
(=゚ω゚) 「でも」

青年達が不安の色を見せてすぐにイヨウは強い口調で話し出す。

(=゚ω゚) 「いくら五位の騎士っていったって、大義もなしに他家を攻めるなんて事は出来ない。自国内で戦を起こすなんて事したらすぐに周りに潰されちゃうからね」
以下略



47:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/12(土) 23:59:06.05 ID:pfdyKESO
支援


48:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:03:15.81 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「三人一組で敷地内の見回りをしてもらう。時間は、そうだな」

(=゚ω゚) 「朝まで後どれ位かな」

|/゚U゚| 「十刻は無い位かと」
以下略



49:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:06:40.27 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「取り合えずこの鎧を着てくれ」

ニンジャが大きな六つの籠を奥の部屋から運び出す。中に入っているのは仮面まで付いた全身鎧だった。

|/゚U゚| 「最近じゃあ式典でも使われないような旧時代の品だが、たまには役に立つ」
以下略



50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:09:55.90 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「まるで本物の鉄製ような物言いで置いて行くものだから、初めて持った時は驚いたな。それでだ。二刻半これを着て見回りをしてもらう」

( ^ω^)「時間になったらどうするんですお」

|/゚U゚| 「そしたら着替えさ。別の鎧にな」
以下略



51:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:38:24.89 ID:QF1ldCoo
遠くで犬が吠え出す。三人は槍を持つ手に力を込め、あらん限りの力で駆ける。動くたびに鎧同士がぶつかってうまく速度が出なかったが無言で急ぐ。

|/゚U゚| 「交代の時間だ」

ニンジャが外へ出てきていた。口調は変わらないが疲れた様子が感じ取れる。恐らくこの屋敷を出た時からまともな休みを取れていない事は青年達にもわかっていた。
以下略



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