過去ログ - 「( ^ω^)ブーンが兵士になるようです」
1- 20
47:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/12(土) 23:59:06.05 ID:pfdyKESO
支援


48:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:03:15.81 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「三人一組で敷地内の見回りをしてもらう。時間は、そうだな」

(=゚ω゚) 「朝まで後どれ位かな」

|/゚U゚| 「十刻は無い位かと」
以下略



49:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:06:40.27 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「取り合えずこの鎧を着てくれ」

ニンジャが大きな六つの籠を奥の部屋から運び出す。中に入っているのは仮面まで付いた全身鎧だった。

|/゚U゚| 「最近じゃあ式典でも使われないような旧時代の品だが、たまには役に立つ」
以下略



50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:09:55.90 ID:QF1ldCoo
|/゚U゚| 「まるで本物の鉄製ような物言いで置いて行くものだから、初めて持った時は驚いたな。それでだ。二刻半これを着て見回りをしてもらう」

( ^ω^)「時間になったらどうするんですお」

|/゚U゚| 「そしたら着替えさ。別の鎧にな」
以下略



51:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:38:24.89 ID:QF1ldCoo
遠くで犬が吠え出す。三人は槍を持つ手に力を込め、あらん限りの力で駆ける。動くたびに鎧同士がぶつかってうまく速度が出なかったが無言で急ぐ。

|/゚U゚| 「交代の時間だ」

ニンジャが外へ出てきていた。口調は変わらないが疲れた様子が感じ取れる。恐らくこの屋敷を出た時からまともな休みを取れていない事は青年達にもわかっていた。
以下略



52:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:42:08.04 ID:QF1ldCoo
川 ゚ -゚) 「あの」

引き戸を閉める途中で手を止めた。

川 ゚ -゚) 「ありがとうございます。うちに来てくれて」
以下略



53:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:46:59.94 ID:QF1ldCoo
(´∀`) 「……良い子だモナ」

足音が聞こえなくなってからモナーが呟く。

( ^ω^)「ブーン達にできるなら……守ってあげたいお。この家の人はみんな良い人だお」
以下略



54:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 10:51:41.20 ID:QF1ldCoo


第一話 終わり


55:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 20:29:35.22 ID:QF1ldCoo
夢の中で助けを求められた。

相手はの顔はどんなに目を凝らこらしてもわからなかったが、背は低く声は少年特有の高さが感じられた。

しかし、話しの調子は歳とは不相応に落ち着き重い。それが誰なのかはすぐに分かった。
以下略



56:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/13(日) 20:39:23.39 ID:QF1ldCoo
( ゚∋゚) 「明日の朝には出立だ。なぁに、そう遠くはない。だが、明後日から畑を耕す代わりの小僧を買わんといかんからな。少しばかり早めに出るぞ」

商人はブーンの両手より少し長い鎖を首輪に結び付けると、反対側を柱に括り付け鍵を掛ける。仕事以外は常にこの鎖で柱に結び付けられるている。男の手際も慣れたものだった。

代わりに仕事用の畑端から端までは優にある鎖を外した。
以下略



57:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/13(日) 23:30:12.10 ID:QF1ldCoo
長い鎖を男の首へ巻き付け締め上げる。男は何か言いたげだったが言葉にはなっていない。ただ、空気が漏れる音だけが続く。

徐々に音が小さくなっていく。それが完全に消える直前、ブーンは男の首から鎖を解いた。

男はほとんど動かない。僅かに口から空気の出入りがあるようではあるが、泡を噴いて白目を見せている。
以下略



1002Res/524.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice