過去ログ - 澪「好きだよ。………好きだった」
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24:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/05/31(月) 21:27:35.99 ID:QDU7HOUo
支援
25:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/05/31(月) 23:37:08.88 ID:SRdLsWY0
澪唯と見せかけた澪律なのか?
それとも普通に澪唯か?
俺はこのスレを見届ける
26:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/01(火) 02:52:06.93 ID:.s0meV2o
とりあえず名前が気に入りません
27:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/01(火) 22:21:22.92 ID:PTrhTMDO
仕様です。では投下します。
28:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/01(火) 22:22:36.67 ID:PTrhTMDO
放課後、無愛想な律の他には変わりない部活の時間。
「あずにゃーんっ!」
「ひゃわぁっ! くっつかないで下さい唯先輩!」
29:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/01(火) 22:25:04.54 ID:PTrhTMDO
「ほ、ほら澪先輩だって見てるじゃないですか。離れてくださいよっ!」
「あ、いや私は別に……」
決まりの悪そうな梓は、申し訳なさそうな顔だ。そんな顔をしなくてもいいのに。
30:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/01(火) 22:27:37.74 ID:PTrhTMDO
律は何も考えていない様子でいつもの席につき、ジョン・ボーナムだとかのステッカーを貼った机の一隅をぼんやり眺めている。
「なぁ、律?」
「……決めた! 今日の部活はこれでおしまいだ!」
31:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/02(水) 20:33:36.66 ID:gha3zEDO
渋々、唯と梓は折れた。ムギは律の身体を心配したが、部活を切り上げることについては何も言わなかった。
律の気まぐれに振り回されるのも馬鹿らしかったので、皆で帰る途中、私は忘れ物をしたと嘘をついた。
先に帰ってくれと伝え、一人で音楽室に戻った。
そこはひたすら静かだった。五人でいれば賑やかなはずの空間は、放課後の学校から切り離されたような静寂に満ちていた。
32:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/02(水) 20:37:50.03 ID:gha3zEDO
夕日が差し込む、誰一人いない、眠ってしまったかのような音楽室の片隅に、調べをのせるのは、綺麗なキャンバスに絵の具を塗るみたいに楽しく、寂しい一人遊びだった。
私はそれに興じた。
頭を働かせずできる遊びであったし、深く考えたいこともなかった。
一方で、やはり取り組むべき実際問題もあった。
33:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/02(水) 20:39:07.62 ID:gha3zEDO
「やっぱり唯か。先に帰って良いって言ったぞ、私は」
「えへへ、なんか澪ちゃんのこと気になっちゃって」
ギターをケースから取り出してアンプに繋ぎ、唯は椅子に腰掛けた。
34:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/02(水) 20:41:28.75 ID:gha3zEDO
「平沢ミーツ秋山セッション! わーん、つー、すりぃ、ふぉう!」
歌うしかなかった。
こんなにも楽しそうにギターを弾いているのに、こっちが恥ずかしがって歌わないなんて失礼に当たるだろう。
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