過去ログ - 黒子「わたくしに、お目付け役ですの?」固法「近いうちに派遣されてくるそうよ」
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2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/06/27(日) 01:13:07.72 ID:RIqcOKo0
「わたくしに、お目付け役ですの?」
「ええ、近いうちに派遣されてくるそうよ」

 風紀委員第177支部にて。
 いつもの放課後いつもの支部内いつもの面子の中で、唐突に突飛な出来事が発表された。

「そう、あなたの奔放すぎる行動はこうでもしないと手に追えないと判断されたのね」
「ということは、白井さんもいよいよ年貢の納め時ということですか」
 
 どこか残念そうに伝える固法美偉と、対照的にワクワクした目で聞く初春飾利。

「初春、あなたどうしてそんなに嬉しそうですの」
「これで白井さんの暴走からちょっとは解放されると思うと気も楽に――って、いたいいたい、いたいですよーー!」

 涙目の初春に構わず拳骨で頭をぐりぐりやっていく。

「いい気なもんですわね、わたくしと普段コンビを組むあなたも監視対象になるかもしれないというのに」
「わ、わたしは監視されるようなことしてませんよー」
「……ハッキング」

 ビクッと初春の肩が上がった。

「防壁の構築……データのダミー変換……」
「な、なんで白井さんがそんなことを知ってるんですか」
「ネットワークやコンピュータにそれ程強くないわたくしでもこれくらいは知れてますのよ、一体どれほど裏があるのやら」
「や、やめてくださいよー、わたし悪いことはしてませんよ!?」
「わたくしだって、悪いことはしてませんわ」

 たまたま始末書を書くような事態になってしまっているだけですの、と言いながら初春の肩に手を置く。


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