過去ログ - 黒子「わたくしに、お目付け役ですの?」固法「近いうちに派遣されてくるそうよ」
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5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/06/27(日) 01:18:06.16 ID:RIqcOKo0

 書かれている内容は対して特長のない一般人のものだった。
 年上や大学生の生活や活動には興味はあるが、逆に言えばそれ意外に惹かれる特徴はない。

「……なんですの? 最後のこれは」
「聴いた事ありませんね」

 最後の項目は能力とレベル、そして能力に関してのおそらく研究者かなにかからのコメントだった。

「レベル3の……」
「読人感応能力<サイコパスヒューマン>? なんですのこれは?」
「読心能力(サイコメトリー)の一種のようですね」

 そして、最後に記されたコメント。

「彼の能力にレベル表記は出来ないため暫定で3とする……」
「基準がないくらいレアな能力者ですの?」
「能力の名前からすると、実現不可能と言われた多重能力(デュアルスキル)関連なのかもしれませんね 」


 試験官『紅黄 碧』。
 その人物についてあれこれ想像を膨らませていく。
 大きな期待と、それに比するくらいの大きな不安を抱えて。
 本当に、ただの試験なのか、実は処分や資格取り消しの審査ではないか。
 様々な思いを内包して、試験開始の日は近づいて来ている。





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