761:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/28(月) 01:54:14.84 ID:zdt0aB8Eo
灰原「スピリタスにスピリタスを混ぜてもスピリタスにしかならないように」
灰原「黒に黒を混ぜても黒にしかならない」
コナン「…………?」
灰原「けれども、黒に何か違う色を混ぜていくのよ」
灰原「最初は黒が強すぎるかもしれない」
灰原「でもめげずに違う色を足していけば、黒は、徐々に、徐々に薄まっていく」
コナン「今のお前のことか」
灰原「けど、ミソなのはどんなに薄めても黒がゼロにはならないことかしらね」
灰原「限りなくゼロに近づいていくかも知れないけれど、ゼロにはならない」
コナン「黒の組織にいたという事実は変わらねぇからな」
コナン「そんなの分かり切ってることじゃねぇか」
灰原「そうね。ただ、いつか罪を償う日がくるだろうと思って」
コナン「お前の罪がどう問われるのかは分からないけどよ」
コナン「お前が罪を償いきるのを待ってくれる人はいるだろう?少なくとも俺とか?」
灰原「……そう。あまり頼りにしてないけど。助かるわ」
コナン「嫌なヤツ」
灰原「スピリタスのスピリタス割りを差し出した時点で察して欲しいのだけれど?」
コナン「あー、はいはい。ま、この調子なら」
コナン「当分は良い感じの日々が続きそうだな」
―――あるあr……あるある編終わり
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