過去ログ - 一方通行「打ち止めが高校に入学すンだが……」
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2011/02/28(月) 02:29:02.10 ID:x8Sx7dUB0
赤左「ミサカは何でこっちに転校してきたの? 名門常盤台と比べたら、こっちは下の下だよ」
ああ、そのこと? と打ち止めは笑う。
打ち止め「正直三年間いたけど、どうも雰囲気が合わなくって…。それまで女の子だけだけど公立小学校だったから、女子校ってのは平気だったんだけど、こう、格差ってヤツがですね。一班4人分の材料代だけでウン万円とかのビーフシチューを作る調理実習とか、正直ひかない?
って二人に訊いてみたり」
小古「凄いんだね…」
赤左「一回くらいは食べてみたいけど」
打ち止め「机と椅子がブランド品だったりとか、あと学食の食器がマイセンだったし。あそこにいたら日常生活がおくれなくなりそうな気がしたからねー。女の子の派閥とかもお嬢様だけあってちょっと怖かったし」
小古「でもミサカちゃん、レベル3あるし、お姉様はレベル5なんでしょ? もっと良い高校いけるんじゃない?」
赤左「そうそう、学力だって…実力テスト学年一位だったって聞いたんですけどー」
小古「だって常盤台って大学レベルまで授業やってるんだから、うちの高校のテストがいけるのは当たり前だと思うよ田奈ちゃん」
打ち止め「うーん、お姉様がレベル1から上り詰めたレベル5だし、他にもほぼレベル5のレベル4とかが近い能力者にいるから、だからこそ開発に熱心な学校はイヤかな、って。だって私レベル3なのに『超電磁砲撃て』とかぶっちゃけ無理だし。撃てないならスーパー開発の授業だ☆みたいなのも勘弁してほしかったんだもん」
赤左「そっか。確かにそれは面倒だしイヤかも」
小古「上位能力の発現の開発ってキツイって言うもんね」
打ち止め「私の能力電気系だから、開発のために脳に電気信号を送る関係で、髪の毛剃らなきゃいけないですねーとか言われたの! 結局やらなかったけど、女の子は能力開発よりも譲れないものがあるのだって主張してみるっ!」
わかるわかる、と同意されて、打ち止めは我が意を得たりと満足そうに頷いた。その後学園都市に溢れている無茶苦茶な能力や開発の都市伝説の噂を三人で声高に話し合う。――そのうちの幾つかは打ち止め的に笑えないものが含まれていたけれど。
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