過去ログ - 長門「…エヴァには私が乗るわ」 4号機
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156: ◆7SHIicilOU[saga]
2011/07/09(土) 01:21:10.98 ID:5UkeOgzBo

 一瞬、息が詰まったような錯覚を覚えてから
ポケットに手をそろりと伸ばす。

 かさ。乾いた紙の小さくか細い音が、
喧騒に紛れて届かないはずにも関わらず確かに聞こえた。

「もう一回、会って話さないとな」

 手紙を受け取ったときは、てんやわんやだった。
最初は告白だのなんだの日下部……。いや、みさおが騒ぎ立てて。
いざ呼び出された場所に行って見れば、のらりくらりと本題を無視した言動、
そして緊急警報の中去り際に渡された手紙。

 結局朝倉自身の口からはなにも聞けずじまい……、
今度は最初から本題で真面目に話さなくてはいけない。
藤原達から俺達への手紙を何故朝倉が持っていたのか、
腹割って正面から。

「……となると、問題はあやの……なのかな」

 許してくれるかなぁ、俺の嫉妬深い彼女様は。


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