118:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/30(土) 17:52:58.90 ID:2Y2MpSM0
澪「だけど、そんなことをしたら律が!」
そう言いながら、ボスボロットは座り込んで手足をたたんで丸くなっていた。
律(閃き)「なぁに、ちゃんと脱出しておくよ! っていうかもうしてるぜ!」
ボスボロットの傍では米粒みたいな律がおでこを輝かせて手を振っていた。
澪「よし、わかった、やるぞ!」
アフロダイは屈んでボスボロットを両手で頭上高く持ち上げて一気に走り出す!
あしゅら「むっ、何をするつもりだ!?」
あしゅら男爵が杖を突き出して電撃を放とうとする。しかし、それよりも先に澪のアフロダイAはサッカーのスローインのようなモーションに入っていた。
澪「いっけぇぇーっ!」
ぶん! アフロダイAの手からボスボロットが投げられた! これにはさすがのあしゅら男爵もおったまげた。
あしゅら「な、なんだとーっ! えぇい!」
ズバババ! あしゅら男爵の杖から電撃が放たれ、ボスボロットは空中、アブドラU2のおよそ20メートルほど手前で静止していた。
律(閃き)「喰らえぇーっ! スペシャルデラックスボロットパーンチ! カチッとな」
ドドドカァーン! 律の手中のスイッチが押されると、ボスボロットが大爆発した!
あしゅら「ぐ、ぐわぁーっ!」
ズズーン……! 機械獣の体が倒れて、破壊光線が止まった。マジンガーZが解放されたのだ。
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