151:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/11/03(水) 17:14:06.12 ID:3lC6kdE0
第六話
バイストン・ウェルのラウの国の戦艦ゴラオンはアの国の戦艦ウィル・ウィプスを追って太平洋を横断していた。その第一目標はアの国王ドレイク・ルフトと北米大陸を占領しているジオン公国軍の接触を防ぐことだ。ゴラオンが非公式とはいえ地球連邦軍に加担してしまった以上、ドレイク軍はジオン軍と繋がる可能性が高い。
エレ「エイブ艦長、ウィル・ウィプスには追いつけそうですか?」
エイブ「難しいでしょうな、ゴラオンとウィル・ウィプスの速度はそれほど差がありません。わずかに我がほうが上回っているようですが、先ほどリュウ殿が連絡を取ったハワイの通信基地の情報によれば、4時間前にドレイク軍が通過したようですから、先にアメリカ大陸に到着されてしまいます」
リュウ「問題は、ジオン軍の司令官がどこにいるかだな。北米大陸は広いから、東部のほうにいればまだ追いつけるかもしれん」
珠姫「あの、でしたら私がダンバインでウィル・ウィプスを追いかけましょうか?」
エイブ「珠姫殿、ダンバインの調整は終わったのですか?」
珠姫「はい、すぐにでも出られます。紀梨乃部長のボチューンも」
エイブ「そうですな、少しはプレッシャーになるかもしれません」
エレ「しかし、ドレイク軍に数で攻められては逃げられない可能性がありませんか……?」
リュウ「それなら、俺と高町もついていこう。高町の魔法を使えば逃げやすくもなるだろう」
エレ「リュウ様、よろしいのですか?」
リュウ「あぁ、高町も大丈夫だと思う」
エイブ「それでは、お願いできますか?」
リュウ「了解した」
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