過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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155:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/11/03(水) 17:26:55.78 ID:3lC6kdE0

 雲間に隠れながら、リュウの乗るコア・ファイターと珠姫、チャムの乗るダンバインはドレイク軍を追撃していた。

 雲中飛行は敵から極めて発見されにくいが、方角を見失いやすく、味方同士の衝突の可能性もあるが、一人で先行していたなのはがナビゲーションしてくれるため、航行を誤ることはなかった。

なのは「レイジングハート、高町なのは、ウィル・ウィプスを確認しました」

リュウ「了解」

珠姫「了解です」

 生身の人間であるなのははレイジングハートを使って識別信号を出すことができるが、それを意図的に消せば、敵に発見される可能性はほぼゼロに近くなる。

チャム「ナノハってすごいわね! ミ・フェラリオじゃないのに羽が生えて飛べるんだもの!」

珠姫「そうだね」

チャム「タマキは空を飛ぶことはできないの?」

珠姫「できないよ」

チャム「ふ〜ん、でも、タマキにはダンバインがあるからね!」

珠姫「うん」

 コア・ファイターとダンバインは一度雲の上に出た。そして、なのはの指示でウィル・ウィプスのちょうど真上で平行に飛んだ。

リュウ「よし、それじゃあ、高町は一直線にドレイク軍の中を急降下してくれ。攻撃もしなくていい。驚かせてくれればいいんだ」

なのは「はいっ」

レイジングハート「protection」

 なのはは杖をぎゅっと握って魔法の障壁を自分の周りに展開した。

なのは「いっくよー、レイジングハート」

レイジングハート「alllight my master」

 なのははリュウの言ったとおりに、ドレイク軍の中に急降下していった。ピンク色の魔法光に包まれているので、目視でもかなり目立つはずだ。



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