163:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/11/04(木) 17:01:01.01 ID:Vm2bjAk0
ガガッ! ガツィンッ! ジェリルの畳み掛けるような攻撃に、手負いで冷静になったアレンがサポートを加えてくる。
チャム「タマキィ! 左よぉ!」
珠姫「――ッ!」
ズバァッ! アレンの剣がダンバインのオーラショットを切り落とした。
リュウ「まずい! 高町は、無理か……」
フェイとリュウは追いかけあいをしていた。なのはは無数のドレイク軍を撹乱することに集中している。何千といるオーラマシンを一人で相手取っているのだから、敵にとっては恐ろしい存在になるだろう。
リュウ「ならば!」
リュウは操縦桿を強く握って引いた。コア・ファイターが上昇し、強い負荷が体にかかる。地球の重力はリュウにとっては敵よりも注意しなければならないものだから、乱暴な運転はあまりしたくなかったのだが、既に撤退時だ。
フェイ「逃げるのかぁ? ならば[ピーーー]よ!」
コア・ファイターは大きな軌道で旋回する。フェイのレプラカーンが後ろからフレイボムを連発している。
リュウ「そうだ、ついてこい……ここだぁ!」
フェイ「落ちろぉ!」
アレン「フェイ! 来るなぁ!」
フェイ「なにっ!?」
リュウの向かう先にはダンバインとレプラカーンがいた。少し離れたところにいたアレンはリュウの狙いに気づいたが、既に遅かった。
リュウ「うおおおぉっ!」
ババババババババババ! コア・ファイターはバルカンを撃ちながらレプラカーンに突っ込んでいった。
ジェリル「チィッ!」
ジェリルはバーニアを一気に噴射させて上昇した。吐き出されるオーラ力のきらめきの中をリュウのコア・ファイターが通り抜けていく。
アレン「ジェリル、速く逃げろ!」
ダンバインはバーニアの反動で機体が静止したレプラカーンに接近していた。
チャム「必殺のオーラ斬りだぁあ!」
ジェリル「くっ、このぉぉぉぉ!」
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