187:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/11/08(月) 17:31:13.63 ID:.hdXSK20
ホワイトベース ブリッジ
オペレーター「敵機接近! 数は十六! 先頭はファルゲン・マッフです!」
シノン「蒼き鷹、ハルヒさんね!」
オペレーター「陸上二個中隊も接近! 混成部隊です!」
シノン「そちらは連邦の既成部隊に任せましょう。私たちは敵機動兵器を狙います! ドラグナーチーム、パーソナルトルーパー部隊、発進!」
シノ「了解! ドラグナー1、出るぞ!」
中国の上空に天草シノが乗るドラグナー1型が走る。そのときには既にハルヒたちギガノス機動部隊は戦闘配置についたばかりの連邦軍の基地に向けてミサイル攻撃を開始していた。
ハルヒ「米粒一つ、弾薬一グラムたりとも残してやらないわよ、燃えなさい!」
シュボッ、ドドォンッ! デュアルミサイルを連発し、あちこちに火柱をあげていく。出遅れた連邦兵士が物資と一緒に吹っ飛んでいくのも見えた。それほどハルヒは地上と近い位置を飛行していたのだ。
ファルゲンの前方で何かが上がってきた。残った煙の細さから対空砲の種類であることはすぐにわかった。
ハルヒ「腐った連邦に与するゴミ虫の分際で、私に歯向かおうって言うの!?」
キョン「ハルヒ!?」
ハルヒ「やってやろうじゃないの!!」
ファルゲンが急に旋回して、対空高射砲部隊と思しきポイントにマッフ・ユニットにつけられた三連マルチディスチャージャーを放った。すぐに一際大きい火柱が上がり、ハルヒは「それ見たことか!」と鼻で笑った。
キョン「バカやろう! 動きを止めやがって!」
キョンの怒鳴り声がスピーカー越しに響くが、自動音量調節が働いて、警告程度にしかハルヒには聞こえていない。
だが、今回の奇襲作戦は開始してから敵機動兵器の追撃がギリギリで届かない範囲での爆撃を行うものだ。当然、その緻密な計算は長門有希が導いたものだ。つまり、それ以外の行動は絶対にしてはいけないのだ。
今日はここまでです。
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