過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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244:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/11/28(日) 19:59:44.40 ID:FzntPiw0

 ウィル・ウィプスの艦隊に混じってジオンのガウが発進した頃、アリサはドラムロから逃げ回っていた。

アリサ「しつっこいわね!」
 
 ドレイク軍のドラムロは九体にまで増えていた。雁行型の編隊を組んで、オーラショットを撃ち続けている。

アリサ「こんのぉっ!」

 ぎゅぅんっ! 操縦桿を力いっぱいに倒して降下する。頭上を抜けていくオーラショットの威圧にぶわっと汗が吹き出る。

 だが、レーダーが新たな敵の到来を報せていた。
 どうやら、考え事をしている最中に深く敵陣に入り込んでしまっていたらしい。
 通信が繋がっていただけでも幸運だ。

 ビランビーやバストールまでいる新たな部隊はアリサを取り囲むように展開している。

アリサ「さ、さすがのアリサちゃんも大ピンチ……?」

 とはいえ、コア・ファイターとオーラバトラーの大きさはほぼ同じである。
 直線移動の速さでは勝っているし、武装の30ミリバルカンもなめし皮であるオーラバトラーの装甲にも立ち向かえる。

アリサ「な、なのはやすずかにばっかりいい格好させてらんないわよね!」

 ぐおぉんっ! 機体を持ち上げて正面のビランビーに向けてバルカン砲を撃つ。

アリサ「どきなさいったらーっ!」

ドレイク兵「う、うおぉぉっ!? こ、コンバーターがぁ!」

 ガガガガガガッ! バルカンにやられるドレイク兵。

アリサ「へへーんだ!」

 ビランビーを墜落してできた編隊の穴からアリサのコア・ファイターが抜け出る。
 だが――

トッド「好きにやらせるかよ!」

アリサ「キャアァァァッ!」

 トッド・ギネスがレプラカーンとともにコア・ファイターの上に乗っかっていた。


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