過去ログ - 唯「まじーん、ごー!」
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252:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/11/28(日) 20:23:37.98 ID:FzntPiw0

エレ「全砲門、撃て!」

 ガルマがシャナから戦場に目を移したとき、ゴラオンの砲口が火を噴いた。

ガルマ「うわーっ!!」

 チュドォッ! ズドドドドドドオン!!

ガルマ「じょ、上昇だ! 上昇しろ!」

ジオン兵「む、無理です!」

ガルマ「シャナ! これはどういうことだ!?」

 ガルマの怒号に、モニターの中のシャナは愉快そうに笑っていた。

シャナ「ふふふ……ガルマ、聞こえていたら、自分の生まれの不幸を呪うがいい」

ガルマ「なにっ、不幸だと!?」

シャナ「そう、これは不幸なことなのだよ」

ガルマ「謀ったな、シャナ!」

イセリナ「ガルマ様!」

 白磁の美貌からさらに血の気を落とすガルマの背中に、イセリナがしがみついてきた。

ガルマ「い、イセリナ!?」

イセリナ「ガルマさま!」

シャナ「フフフ……イセリナ様には悪いことをしてしまったな。まあ、君の家族もいずれ君たちの許へ向かう。式はそこで挙げてくれたまえ」

 ガルマは何か背筋がぞっとする思いがした。

ガルマ「シャナ! お前は何者だ!? お前はシャナではない!」

 そう言われたシャナは虚を突かれたように目を見開いたが、すぐに余裕の表情を浮かべた。

シャナ「……君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ。フフフフ……ハハハハハハハハハ」



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