255:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/11/28(日) 20:32:54.84 ID:FzntPiw0
こめかみから流れる汗が目尻に入り、まばたきをした一瞬、ダンバインの姿は消失していた。
トッド「どこに――ッ!?」
珠姫「突きィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!」
晴天を切り裂かんばかりの雄叫びと共に現れたダンバインのオーラソードがレプラカーンの首に突き刺さった!
ザシュゥッ! 既に半ばまで貫いているオーラソードの音が遅れてトッドの耳に聞こえてきた。
トッド「ば、バカなっ……!?」
珠姫「ぜぇ、ぜぇ……」
オーラソードが、砂のようにきらめきを散らして小さくなっていく。
同時に、レプラカーンは墜落を始め、珠姫の瞳が濁りを湛えていった。
チャム「た、タマキ! ダンバインのコントロールがぁ!? 落ちちゃうぅ〜!」
紀梨乃「タマちゃん!」
ふらふらとレプラカーンに続こうとしたダンバインを、紀梨乃のボチューンが支える。
紀梨乃「タマちゃん、大丈夫!?」
珠姫「は、はい……ありがとう、ございます……」
だが、チャムが異変に気づいた。
チャム「ねぇ、あそこを見て……」
珠姫がチャムの指さしたほうを見ると、散らばっていたきらめきが滝のような流れを作っていた。
チャム「オーラの光りが集まってるよ……?」
オーラの光りは、珠姫が放ったものだけではなく、戦場に広がっていた全てのオーラ力を束ねて大地に降り注いでいる。
紀梨乃「な、何が起きてんのさ?」
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