273:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 20:41:27.33 ID:bjJF4nA0
シノは右手にレーザーソードを持った。
シールドで受け止めては切り落とされる可能性がある。実体剣が相手なら、レーザーソードで切ることが出来るはずだ。
シノ「はああぁっ!」
新型機は青竜刀を大きく振りかぶった。まっすぐに切り下ろすつもりだろう。
シノはレーザーソードを両手で構えてパワー負けしないように受け止めるつもりだ。
「うん、それ無理」
シノ「えっ――なッ!?」
いかつい機体の外観からはとても似合わない晴れやかな声が聞こえたとき、レーザーソードと青竜刀がぶつかりあった。
バキィンッ! 砕かれたのは、レーザーソードのほうだった。
数週間のシミュレータで植え込まれた感覚がバーニアの逆噴射を命じていなければ、返す刃でD−1は両断されていただろう。
「逃げちゃダメだよ。涼宮さんたち、死んじゃうよ」
シノ「き、君はいったい!?」
いったい、どんな材質で出来ているのか、レーザーソードを弾いた青竜刀を構えなおした新型機のパイロットは、いかにも気だるそうに名乗った。
朝倉涼子「ギガノス帝国機動F別働隊・朝倉涼子。ゲイザムのテスト中だったんだけど、命令が来ちゃったのね。面倒くさいからそのまま来たの」
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