277:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/03(金) 20:44:17.39 ID:bjJF4nA0
ヒカル「なに?」
朝倉「そこのD−1のパイロットに聞いてみたらどう?」
機動兵器に乗ってなどいなければ、いち学校の優等生にしか思えないような声に先ほどから沈黙しているドラグナー1型に接触して回線を開いた。
シノ「…………」
ヒカル「天草先輩? どうかしましたか?」
シノ「ぅ……ぁ……」
ヒカル「天草先輩!? 天草先輩!」
いくら呼びかけてもシノは応えなかった。微かに揺らしてみても、反応はなかった。
朝倉「いくら呼んでも無駄よ。その子は今、砕けちゃってるから」
ヒカル「――ッ!?」
立夏「ヒカルオネーチャンッ!?」
いつの間に移動したのか、ゲイザムがヒカルのゲシュペンストの肩に手をかけて寄り添っていた。
怖気に急発進させたゲシュペンストに弾かれたドラグナー1型がバーニアの制御を失い、落下する。
立夏「あぁっ! シノオネーチャンが!」
ガシッ! ゲシュペンストの手がドラグナーの手を取る。
朝倉「ダメよ。乱暴にしちゃあ」
立夏「ヒッ! リッカにもキタ!?」
冷たい手で背中をなぞられるような気色悪さに立夏もまたシノの手を落とすところだったが――
ヒカル「立夏に、手を出すなぁーっ!」
ガガッ! 姿勢を取り直したヒカルがジェットマグナムで突撃する! しかし、すんでのところでゲイザムはひらりと避けた。
朝倉「あら、素敵ね。熱い気持ち、笑えるわ」
ゲイザムの青竜刀が振り下ろされる。それをかろうじて避けながら、ヒカルもプラズマカッターで突く。
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