287:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/06(月) 16:54:44.57 ID:1IAYp320
一方で、ホワイトベースは騒然としていた。
突如レーダーに侵入してきた無数のドローメに、香月シノンは矢継ぎ早に指示を出して乗組員達に行動させている。
まだ少女の域を脱し切れていない彼女の指揮能力も、度重なる実戦の中で確実に培われていた。
シノン「ゆりえさん、出られますか!?」
ゆりえ「はい! ライディーン、いけます!」
シノン「ライディーン、発進!!」
ゴッドバード形態のライディーンが飛び出し、空中でライディーンに変形する。
ゆりえ「ラァァァイディィィィィィン!」
シノン「ホワイトベースは敵との接触を避け、ヒカルさんたちの救援に向かいます。アルトアイゼンは直援に回ってください」
霙「了解した。アルトアイゼン、出る」
空になった格納庫を見て、シノンはオペレーターのほうを見た。
シノン「それで、先ほどのアレはわかりましたか?」
連邦兵「はい、どうやら敵の戦艦のようです」
シノン「まあ、そうでしょうね……ドローメが出てきたということは、妖魔帝国のものでしょう」
改めてモニターに映し出されたそれを、シノンはやはり疑わざるを得なかった。
戦艦と判断したものは、巨大な人間の手にしか見えないのだから。
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