315:今日はここまでです。[saga]
2010/12/11(土) 15:54:16.33 ID:jdVNikc0
ターサン博士の研究所から飛び出た四機のダン・メカニックは、小惑星郡の帯域を駆けていく。
シャロ「これからどうしましょうか〜?」
ネロ「とりあえずラテシアに帰ろうよ。ボクお腹ぺこぺこだもん」
エリー「でも、ここからラテシアは相当遠いみたいですよ」
シャロ・ネロ「えぇ〜っ!? 遠いってどれくらい?」
エリー「だいたい七ヶ月ぐらいかな」
シャロ・ネロ「げぇ〜っ! 餓死しちゃうよ〜!」
コーデリア「ここから一番近い惑星系列ですと、およそ二日で到着しますわ」
シャロ「追いつかれたらどうしよう?」
コーデリア「その太陽系には、第三惑星・地球を中心とした連邦組織があるみたいです。そちらに救援を要請しましょう」
ネロ「コーデリアあったまいい〜!」
コーデリア「えへん」
シャロ「それじゃあ、地球に行きましょう!」
シャロ・ネロ・エリー・コーデリア「お〜っ!」
その頃、ターサン研究所では
ターサン「あぁぁ〜! ガリモス大船長様に捧げる最高傑作が飛んでいってしまったぁ〜!」
ギル「博士、今すぐ奴らを追いかけましょう」
ターサン「馬鹿者! この研究所にはダン・メカニックに追いつけるマシンなどないわ!」
ギル「ならば、バンカーへ赴き、マシンを借り受けましょう」
ターサン「しかし、ガリモス大船長には、最高の兵器を用意するという名目で援助を受けておるのじゃ……」
ギル「ならば博士! 今こそこの俺を最高のサイボーグに仕立て上げ、バンカーに捧げればよろしい」
ターサン「むむむ……よし、わかった」
ギル(あのクソガキどもが……この礼は必ずしてやる!)
ターサン博士が去った後の暗い部屋でギル・バーグは笑いのこみ上げる喉を宇宙に向けた。
ギル「待っていろ……ミルキィホームズ……最強のサイボーグと化した俺が貴様らを叩き潰し、臓物を抉り出してやるわ……ククク……フハハハハハハハ!」
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