341:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/15(水) 18:37:53.61 ID:NeQhwDU0
キャンベル星人基地内 休息区
ミーア「まあ、それでは、次の作戦が失敗してしまっては、ガルーダ様は将軍をお辞めに?」
ガルーダ「そうだ」
休息区の司令官、ミーアは美しい人魚のような女性だが、それは上半身だけであり、本来あるはずの下半身は壁と同化している。
彼女はガルーダのためにオレアナが作った慰労サイボーグなのだ。
ミーア「おかわいそうなガルーダ様……ミーアはせめて戦いに向かわれるガルーダ様のお心をお助けする音曲を奏でましょう……」
ガルーダ「やめよ、ミーア!」
ぱしぃっ。 ミーアの手が伸びてくるのをガルーダは厭わしげに払った。
ガルーダ「余は誇り高きキャンベル星人の女帝オレアナ様の子だ。汝がごとき作り物の命に慰められとうはない!」
ミーア「ガルーダ様、申し訳ありませぬ……ミーアが……ミーアが正しくキャンベル星人の女であればよいのに……おぉぉ」
ガルーダ「やめよと言うている! それも全て機械で計算された物腰のありよう! 虫唾が走るわ!」
ミーア「しかし……ガルーダ様をお慰み、助けることがミーアのお役目……それが望めぬのは……」
ガルーダ「余は大将軍ガルーダ! 女に慰められるような生を受けてはおらぬ! それがまして、母上の作られた機械の女になぞ!」
ミーア「ならば……ならばガルーダ様! ミーアを機械としてお傍に置いてくださりませ!」
ガルーダ「なんだと!?」
ミーア「ミーアの回路を通してマグマ獣を操ることができます! ガルーダ様のお望みどおりに動かすことができまする!」
ガルーダ「しかし、そんなことをしてはそなたの体が……」
ミーア「ガルーダ様のお役に立てないのならば、死んだほうがマシでございます!」
ガルーダ「わかった……余も母上のお力を借りてコン・バトラーVを倒す新兵器を完成させたのだ」
ミーア「それではガルーダ様!」
ガルーダ「あぁ、今度こそ、コン・バトラーVを打ちのめし、地上制圧の足がかりとしてやるわ!」
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