396:Are you enjoying the time of eve?[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 16:10:59.15 ID:MY9B1.g0
珠姫「ウッ――!」
だが、オーラ力の波がアレンたちに差しかかる寸前、珠姫の頭の中でぴんと張られていた糸がぷつりと切れた気がした。
珠姫「あ……っ」
紀梨乃「タマちゃん!?」
チャム「いやぁ! タマキぃ!」
度重なるオーラ力の発現は珠姫の体力、精神をすり減らしていた。
それが、ついに限界を迎えたのだ。
オーラバトラーのエンジン部であるオーラコンバーターにオーラ力が届かなくなり、ダンバインは揚力を失って降下していく。
アレン「ジェリル、フェイ、やるぞ!」
ジェリル「あぁ!」
フェイ「おう!」
当然、それをアレンたちが見逃すはずがなかった。
パワーをなくしたダンバインを彼らは包囲にかかる。
チャム「キリノぉ! 奴らやってくるよぉ!」
紀梨乃「こんなときにーっ!」
珠姫「くっ……そんなこと……」
霞む視界の中でこちらに来るビランビーを見据えて、珠姫は唇を噛んだ。
珠姫「そんなこと、させないっ!!」
切れた糸を無理に繋ぐように、珠姫は脳幹を発奮させた。
873Res/1196.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。