437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/30(日) 12:15:25.66 ID:K/z37YVs0
ザクUが二方向からD−1を十字放火にする。
ランバ・ラルのグフはマシンガンを敵の足下に撃って、砂を巻き上げた。
シノ「し、視界がっ!」
アコースとコズンもそれに倣って砂を撃ち、ドラグナーは完全に砂煙に覆われてしまった。
シノ「う、うごけない……っ!」
全身にばちばちと火花が当たっているような気分――この砂煙からどこに出て行ってもやられる!
シノは機体に片膝を着かせ、砂が晴れるまでひたすら防御の構えに徹する。
シノ「どこから来る……」
いつでも跳べるようにバーニアのフットペダルはやや踏みにしている。
だが、敵は真正面から突如として現れた!
ラル「縮こまっては生き残れんぞ!」
ガァンッ! グフの強烈なショルダータックルにシノは誤ってペダルを踏み、不恰好にしりもちをついてしまった。
シノ「うわぁっ!」
ラル「ザクとは違うのだよ! ザクとは!」
ひゅおんっ! 青い巨星が放つ電磁鞭のヒートロッドがドラグナーの左手首に絡みつく!
ラル「受けてみろ! ヒートロッドォ!」
ズバババババババババ! ヒ−トロッドから発せられる電撃がドラグナーの左手を電子回路から破壊し、シールドを落とした!
シノ「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」
さらに、ヒートロッドの電撃は機体を通してパイロットにまで伝わる。
ラル「やれ! 奴の足を叩き斬れ!」
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